明日は晴れるかな

帰り道...
送っていくと言われて,一度は断ったけど,もうすこし話したいと思ったから送ってもらうことにした。

『そうなんですか??先輩面白いですね☆』

「そう??ありがと☆」
楽しい。
普通の会話なのに,今まで味わったことのない幸福の時間のように感じた。


『ここです。』

「そなの!??結構,俺の家から近い。」

『本当ですか??』

「本当♪」


「じゃ-帰るね。」

先輩は,私に背を向けて歩き出した。

ダッ!!

なぜか先輩を追いかけてしまった。

「うゎ;ビックリした;;」
思わず体当たりをしてしまって恥ずかしい;;

『す//すいません//』

「どしたの??」

『あの...明日も屋上に行ってもいいですか??』

「いいよ。」

『ありがとうございます。それじゃ,おやすみなさい。』

いきなり追いかけていきなり帰ってしまった。
なんか落としたような気がしたけど,なんか恥ずかしくてふりかえれなかった。