学校なんて行きたくなかった。
でも...もしかしたら,昨日のことは夢かもしれない。まだ希望があったんだ。




ガラガラ
ドアを開けると,
クラスみんながいっせいに私を見た。
すごく冷たい目で。

『.......』
無言で席に向かおうとしたそのとき,
ふと黒板が目に入った。

『なん..で??!』

黒板には,
私と勝っちゃんの写真が貼ってあった。

バッ!!
急いで写真を取って私は教室から走って出た。

着いたところは


────屋上
立ち入り禁止。
でも,
鍵が開いていた。