明日は晴れるかな

『なんで...誰がこんな──』
写真....
私が先輩とヤっている写真が置いてあった。

ガラガラ
「ごめんね。遅くなっちゃった;;」

『あ..い....なぁ』

「ちょ..どうしたの!!?」

『.....』

カサ--

『ダメ!見ないで!!』

「嘘....柚季,あんた最低だよ...!!」

『え...』
見られた。
写真を...でも,見られたことよりも一番の友達に最低と言われたことがショックだった────

バシッ
『ッ───』

「柚季最低。夏実が可哀想だよ!!」

『違う!!私は被害者だよ....』

「勝っちゃんが,こんなことするはずないじゃん!!どうせ,あんたが上手く言ったんでしょ??」

『ちが....』
そうか。
私ってバカだな。
人って,
冷たいんだ....
どんなに言い訳しようとしても,言い訳すら聞いてくれない。
もう,私には味方なんて一人もいないんだ────

「反論しないってことは,認めたわけ??」

『.....』

「あんた最低な人だったんだね..信じて損した。」


信じて....
愛菜..
あなたは本当に私を信じていましたか??────

ダッ

「ちょっと!!待ちなさいよ!!!!」

もうみんな嫌い。
大ッ嫌い。
信じたら裏切られるんだ..だったらもう
誰も信じない!!
そう。
もう信じない.....