私は安藤柚季《アンドウユキ》

『はぁ-つまんない──!!』
中1の夏休み。
私の学校は小学校から続いていて...みんな友達みたいなもの。
遊ぶ人なんていくらでもいた。

森川愛菜《モリカワアイナ》
私の1番の友達。
『もしもし。愛菜ちゃんいますかあ??』

《あら。柚季ちゃん☆ちょっとまってね。》



《もしもし?》

『あ。あたし。柚季だよお。』

《わかってるよ☆》

『遊ばない??』

《い-よ☆》

『じゃ-いつものとこね。』