「えぇ～～!?」

優花は少し慌てた。

「もう、しょうがないな～。」

「優花は好きな人とかいないの!?」

琳が問い詰めた。

「え!?す、好きな人!?」

優花は戸惑いを隠せなかった。

「やっぱいるんだぁ～。」

穂乃香がいじわるそうに言った。

「好きかどうか分からないけど…隣の席の優希って人がちょっと気になってるんだ。」

「へぇ～。早速、好きな人できたんだぁ～！」

琳が言った。

「まだ好きかは分からないってば！」

優花が顔を真っ赤にさせて言った。

それから３人は帰るまでずっと話し込んでいた。


「あれ？もう帰る時間？」

「ぜんっぜん気づかなかった～！」

つい話し込んでいたので時間のことなんて気にしてもなかった。

「まだ帰りたくな～い！」

琳が言った。

「まだ話してたいよねー。」

琳の話に乗っかって優花が言った。

「じゃあ今度、お泊まり会でもする？」

穂乃香が提案した。

「それいいねぇ～！」

優花が嬉しそうに言った。

「じゃあ、決まり～！」

３人ははしゃぎながら言った。

「そうだ！メアド交換しない？連絡とれるように！」

優花が言った。

「いいよ～！」

そして３人はメアドを交換して自分の家へと帰っていった。


－家－

「ヤッター！メアド交換できた！」

優花は喜びながら思った。

「早速メールしてみようかなぁ～。」


【穂乃香へ

今日はありがとう！

めっちゃ楽しかったよ！

次のお泊まり会、楽しみにしてるよ～！】


琳にも同じようなメールを送った。

優花は返信を待っている間ワクワクしすぎて夜も眠れなさそうだった。


『～♪．゜』

「あ！メールだ！」

【お泊まり会、本当に楽しみだよね！

次もまた遊ぼう！

じゃあ今日はそろそろ寝るね！

おやすみ～。】


「そうか、もう寝る時間だった！私も寝よ～。」

そして優花は眠りについた。