RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~











 俺…ルナに傷つけられてばっかりだ。


 
 ゲルブは、乱暴にルナの背中に手を回した。

 

 襟元からルナの服に右手を入れた、そのとき。


 カナテが衝立の向こうから顔を出した。


「わ、ゴメン!!」


 ゲルブは、ルナから離れ、カナテの後を追う。


「何で来るんだよ…?ルナとヤってりゃ良かったのに」


 …。

 
 ヤってねぇよ…。


 思いっきし拒否られてるよ…!!


「何黙ってるんだよ。あ、さては…ルナの裸が期待以下で、がっかりしてんのかよ」


 顔が熱くなる。