RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~












「ルナ、あれは夢の使いが見せてくれた夢だったんだよ」



 ゲルブが、頬を上気させて。



「この小枝…よかった、消えてしまう夢の中じゃなくって」



 ルナは、抱きかかえたままの小枝に指を這わせた。


            ☆



 ルナは、立ち上がり、リアム老のもとを訪ねた。



「おお、帰られておったのか」




 リアム老が、幾分、興奮した口調で。


 


「はい」