「ルナ、あれは夢の使いが見せてくれた夢だったんだよ」 ゲルブが、頬を上気させて。 「この小枝…よかった、消えてしまう夢の中じゃなくって」 ルナは、抱きかかえたままの小枝に指を這わせた。 ☆ ルナは、立ち上がり、リアム老のもとを訪ねた。 「おお、帰られておったのか」 リアム老が、幾分、興奮した口調で。 「はい」