RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~










 ルナが、私に憧れてくれたように。




 私もまた、ルナに憧れていた。



 ルナは、私にとって、乗り越えたい壁だったんだ。





――オマエがっ!死んでも、ずっと!一緒にいたくて、守りたかった!そんなやつなんだろ!





 その通りだよ、カナテ。


 

 ルナは私の憧れであると同時に、守りたい親友。




 泣き虫で、いつもいじめられてた、ルナ。私にとっては、守りたい―ううん、守らなくちゃいけない存在。




 でも、私はルナに守られてばかりで。



 なのに、私は守ってくれたルナに大嘘ついて、傷つけて。