ゲルブは、ルナの名を叫んだ。



             ✤




 このままでいいの?





 ルナに本当のことを言わないといけないんじゃないの?



 このまま一生、ルナを傷つけたままで後悔しないの?




 カナテのいう通りだ。




 私はルナを守るつもりでいて、







 傷つけたんだよね。