RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~













 アランはカイルを睨んだ。



「何の話かわからぬわ」




 否、その言葉は嘘だろう。なぜなら、声が震えている。




 何の話をされるかわかっているから、声が震えているんだろう…。




 フン…間違いねェ。






「十八年前、デインがここへ来たとき。アンタは、アイツが俺の真の主じゃねェことを、知っていた!」





 カイルは、無言だ。