RUNA戦記Ⅳ~常若の国の秘密~











 ティカはルナの視線に気づいて、そっぽを向く。





 ゲルブ…本当にティカは、私のことを考えて、あんなことを言ったの?





「さぁな?」





 長は、悪戯っ子のように笑い。



 それから、こちらに目を向けた。







「心配するな、アランの主よ。お主がカナヅチであろうとも、ここでは関係あるまい。ここは、聖地。古き力の集う場所だ」







 ルナは、思い切って足を動かす。驚くほど、あっさりと上へ浮上した。