「かわいい!!」 「でしょでしょ?さっ、入ろ!」 カフェの外観は、まるで80年代のパリを思わせるような見た目の白い建物。 「いらっしゃいませ。」 店の中に入ると、カウンターから声がした。 その声のした方向を見たとき‥ どくんっ‥ えっ、なにこれ‥? 心臓がうるさい‥ 「2名様ですか?」 「はい。」 その人と沙智が何か話してるけど、私は何がなんだかわからなかった。