「おー、来たかー。」

「んじゃ行こっか。」

と言うものの、2人はそこから動こうとしない。

「どしたの?」

私が不思議そうに聞くと、舜が罰が悪そうにこう言った。

「まだ揃ってないんだよね..」

ぇ?

訳がわからなかった。

だって、予定では3人のはず。

「あと2人、来るんだよね..」

私は、舜の言葉を受けながら馨の方を向いた。