楽しかった、夏祭り。

いっぱい笑って、ふざけた夏祭り。

私は、花火が空に上がる音を聞きながら、鈴木くんのことを考えていた。

鈴木くんの後ろ姿を、見ていた。

今日しか、できないことだったから。