「ホント、虹架ってモテるよね。」


いただきま~すっと言いながらお弁当の蓋を開ける美鈴。


「・・でも、私のどこがいいのかわからない。」


「あー。あんたそれ言っちゃう?!」


「だってー・・。」


「虹架!その言葉、他の女の前で言ったら瞬殺だよ。」


女の妬みは怖いんだから~って・・。


「ってか虹架、お昼それだけ?」


「うん。なんか食欲なくて・・。」


そう言って美鈴にいちごみるくのパックジュースを見せる。