「え…こ、れは… にじゅう、いってん…」 あまりの驚きに 目を丸くしていたら、 後ろから誰かに叩かれた。 「ちょーっと、凛花、 何ぶつぶつ言ってるの?」 「ち、千夏…あ、あたし、 21てん…」 「え、まじ!? 凜花どうしたの?」 「わかんない…」 「今まで欠点とったこと なかったのにね♪ 凜花、この際千夏と一緒に 馬鹿になろう。」 そう言ってにやついて 千夏は自分の席に 帰っていった。 「千夏ぁ…」