「ちょっとコナンちゃん貸してくれる?」 いつもは食べ終わればすぐにタバコを吸う為に食堂を出る大北さん。 でも今日は私達が食べ終わるまで席を立たなかった。不思議に感じてはいたんだけど、まさかこんな事を言い出すなんて・・・思っていなかった。 不思議そうに顔を見合わせる愛美と心結。 「コナン?」 「あっ先に戻ってて?」 大北さんの前でも、二人の前でも・・・なるべく平静を装っていたけど、内心はかなり動揺していた。 .