小南へ



小南に出会ってから、もう10年も経つんだな。



いつから小南のことを女の子として意識するようになったのか、今では思い出すことも出来ないけれど、俺の記憶の中にある“好きな女の子”は、いつだって小南でした。



そんな小南と結婚するなんて、いまだに信じられないけど、明日俺の夢が1つ叶います。



小南の隣で、小南が叶えてくれた夢。



俺の人生をかけて、一生守りたい大切な夢。



小南、ありがとう。



俺を選んでくれてありがとう。



俺はきっと世界一の幸せ者だと思う。



だから、俺は俺の手でお前を世界で2番目の幸せ者にしてやるよ。



だからずっと俺のそばにいろよ。



ずっと俺のそばにいて下さい。



愛しています。



明日からよろしく。



篤貴



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