そして迎えた飲み会当日。
何とか任された仕事を仕上げてロッカールームに引き返す。
愛美と心結は、正に合コンばりに気合いを入れてメイクを直し髪を巻く。
その隣で私はアツに最終確認。
【ねぇ本当に行っていいの?男の人も来るんだよ?】
【行きたくないなら行くな。忙しいからもう返信しない。終わったら電話する。】
何なのよいったい!!
物分かりいいフリしちゃって!昔は男友達と遊ぶ事すら反対だったくせに!!
別に束縛されたい訳じゃないけど、こうもアッサリしていると、何だか納得いかない。
「コナン、彼氏大丈夫?やっぱりダメだって?」
「ううん。大丈夫!!」
小さなため息を吐き出して、私も鏡に向かってメイクを直す。
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