それなのに・・・ 振り向くとまた腕を組んで寝る体制に入るアツ。 「もうっちょっと!!」 肩をバシバシ叩くと不機嫌そうに私を見た後アツはふっと笑った。 「何だよ?」 「アツも一緒に考えて!!」 「お前は相変わらずしつこいな?」 アツのその言葉に私は素直に頷くしかなかった。 何故?って私もそう思うから。 .