翌日、私は勇也を屋上に呼び出した。 …心臓が飛びでそうだ。 ガチャ 来た! 「…よう。なんだよいきなり。」 「…どうしても聞きたいの。どうしてあの日、谷くんを殴ったのか。」 「…。」 答えない、か…。 深呼吸をする。 よし、大丈夫。 いける。