私、幼なじみが好きなんです。



「てかよ、お前の旦那さんモテモテじゃん」


大紀は相変わらずニヤニヤした目で私を見ている。

大紀お得意のからかいだね。



「うん…そだね」


「ちっ、何だよその反応面白くねーの」

大紀は猫のように大きく伸びをした。


面白くないとか…

「別にいーもんね」