「花梨ったら何で膨れっ面なのよ、藤原とせっかく同じクラスなのに」


羽奈がそう言いながら私のほっぺを摘む。


そうなのです、そうちゃんと同じクラス。

因みに羽奈も大紀も。




「む~っ」


私は机に寝そべりふてくされる。


だってさ!だってさあ!