私、幼なじみが好きなんです。




「花梨……」

私は ん?と首を傾げてそうちゃんを見つめる。


「気持ち悪い…」


そうちゃんはそっと 私を突き放す。



うわあーん
冷たい!そうちゃん冷たい…。


「そうちゃぁん…」


「それ、俺の変わりに抱き締めれば」


そう呟き、ぬいぐるみを指差す。