私、幼なじみが好きなんです。



――こんな状態になったのも、数分前の出来事のせい。



HRが終わった後、私はいつもと同じように帰る準備して、そうちゃんの所に行った。



「そうちゃん一緒に帰…「藤原くん!今から暇!?」


坂元さんが私の言葉を遮り、そうちゃんを誘う。

その返事に
そうちゃんは、

暇じゃないけどと一言言った。


そして私を一瞥する。