私、幼なじみが好きなんです。



「イチャイチャなんかしてないもん」

私は、ほっぺを膨らませて答える。

私がイチャイチャしたいのはそうちゃんだし。



そんなことを思っていた矢先、

ほっぺに大紀の手が置かれ、

「俺は、イチャイチャしてもいんだぜ」
だなんて大紀が言った。

「へ!??」


「なーんてな」
大紀はイタズラっ子のような笑顔を見せた。



「大紀の馬ー鹿!!!」