「たまたま聞いた」 「…。」 私、顔真っ赤だ。 まあそうちゃんは前を歩いてるから見えないよね。 良かった。 そう思ったのに、そうちゃんは横目でチラリと見た。 「顔真っ赤…」 「そうちゃんのせいっ」 私はそうちゃんの制服の裾を引っ張る。 「俺のせいにしない」 そうちゃんは歩みを止めて、私と向き合った。