私、幼なじみが好きなんです。



「お前の独り言ってでけーのな!」


この声は……




「大紀か…」


私は目をこすった後、開ける。

「大紀か…って何、残念がってんだよ!」

大紀は苦笑いをすると、私の髪の毛を乱す。



ぷうっとほっぺを膨らませて「残念じゃないよ」と答えると、大紀は何故かほっぺを赤く染めた。