私は落胆し、席に戻る。
そうちゃんに話しかける元気も無いよ……。なんて。


「おはよう花梨」


「おはよ。羽奈ー。って、よくこんな落ちてる私に話かけれるね……」


「そんなに落ちて無いっしょ」


羽奈はケラケラと笑っている。

こんなんだけど、羽奈は私の良き理解者。