私のヤキモチ王子様 短編



「あ、そうだ、嘉代プリクラ撮りたい?」

「えっ?いいの?」

「おぅ、じゃあ、撮るか!」

「うん‼」
やったぁ~!


…私たちは、今プリ機の中にいる。
智樹が、真剣に、背景などを選んでいる。


「 よし、決まり!」


[カメラを見てね!二人で、ラブラブ3・2・1・カシャ]

「めっちゃ目でかいな?」
「うんそうだねぇ」


[3・2「嘉代?」1「ん?ちゅ」カシャ]


///////

キスされた…。

「嘉代ちゃん、顔真っかぁ~どうさたのそんなに赤くなって」


「だっん~っふん~ん~」


苦しい苦しい
あれから、三分くらいは離してもらえなかった…。


だから、6枚中5枚は、チュープリとなっちゃったんだ。