結局、私は友里さんの誘いを受けることにした。
この時、私に先生を気にかけている友里さんを試してやろうという下心があったことを認めよう。
確かにそれが目的で誘いに乗った。
ただ、あろうことか私は先生をも試そうとしていたのである。
先生の自分に対する愛情をわかっていながら、なおもはかりにかけることを目論む私を知ったら先生はどう思うだろうか。
考えたくなかった。
しかしながら、自分勝手なのは重々承知しているつもりである。
今回だけ。
今回の件でなにもなかったらもう他人を試すことなんかやめよう。
そう思い、私は友里さんの話を先生に伝えた。
「友里さん?」
首をひねる先生に私は言う。
「ほら、この前の日曜日に…」
「あぁー、あの人か。なるほど」
そうして先生は案外あっさりとOKを出した。
何か色々と言ってくるかと思ったので、私は拍子抜けしたのと同時に、何か裏があるのではないかとまた疑心暗鬼に陥るのだった。
翌日、友里さんに先生が了承したことを伝えると、彼女は嬉しそうな顔をした。
まるでほしかった物を手に入れたかのような。
それ以上、彼女と話をする気にもなれなくて、私は話を切り上げて仕事の準備を始めてしまった。
この時、私に先生を気にかけている友里さんを試してやろうという下心があったことを認めよう。
確かにそれが目的で誘いに乗った。
ただ、あろうことか私は先生をも試そうとしていたのである。
先生の自分に対する愛情をわかっていながら、なおもはかりにかけることを目論む私を知ったら先生はどう思うだろうか。
考えたくなかった。
しかしながら、自分勝手なのは重々承知しているつもりである。
今回だけ。
今回の件でなにもなかったらもう他人を試すことなんかやめよう。
そう思い、私は友里さんの話を先生に伝えた。
「友里さん?」
首をひねる先生に私は言う。
「ほら、この前の日曜日に…」
「あぁー、あの人か。なるほど」
そうして先生は案外あっさりとOKを出した。
何か色々と言ってくるかと思ったので、私は拍子抜けしたのと同時に、何か裏があるのではないかとまた疑心暗鬼に陥るのだった。
翌日、友里さんに先生が了承したことを伝えると、彼女は嬉しそうな顔をした。
まるでほしかった物を手に入れたかのような。
それ以上、彼女と話をする気にもなれなくて、私は話を切り上げて仕事の準備を始めてしまった。



