「どう?フランちゃん?翼の家は?」


「うーん。楽しかったけど、やっぱお姉ちゃんの家のがいいなぁ。」



酷いっ!!!!!!


「わかった!じゃあ、翼の家に居候はやめよう!」


早いっっ!

この小説、展開早すぎである。


というか、翼って…。


つい最近だと井波くんだったのに…。


女子から話かけられるってこと、あんまない。

僕からは話かけに行くことが多いけど…。



「呼び捨てのがいいじゃない?」




「え?」




三神するなにそう言われた。


あれ?なぜ?どこにも触れてないのに?


「私はフランちゃんの姉よ?吸血鬼よ?フランちゃんよりは、一応、能力高いの!まぁ、力はフランちゃんのが上だけど…。」

三神するなは、能力。
フランは、実戦。

といったところか。


「そ…そう。」


なんか、うん。

なーんかな。


簡単に人の感情読めたら、



面白くない。


おもしろくない。