「彩花、今日はありがとう。自分の気持ちがわかったから。…これからも涼を好きでいるね。」
涼と会える日まで待つ。
でも待っているだけじゃなくて自分の道も歩きたい。
涼中心の世界から抜け出して、自分の世界を見つけるんだ。そして、私をもっと磨いて…新しい私を涼に見てもらうんだ。
「茜……。私には、わかんない…。」
困った顔をする彩花に笑った。
「ほら、第2部始まっちゃう!みんなのところに戻ろう!」
最後にちょっとだけ…涼を振り返って。
彩花の手を引いて走り出した。
*END*
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