超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

15分後.....

言うまでもなく、
杏樹ちゃんは圧勝していた。

.....高校3年生に。


もちろん、Aクラスの代表は、


『どうして俺がっ!俺があんな小娘にっ.....!』

と、悔しがっています。


そりゃ、そうだよね。


高校生が小学生に負けたら、皆思うよね。

杏樹ちゃんは、帰ってくるなり、

「要~。帰ったら、コロス...」

と、ニコニコしながら凄く物騒な事を言っていた。


「え、えっと、次、生物と物理」


審判さん、杏樹ちゃんの黒いオーラに気が付いて、凄く消極的になってる...
審判さん!頑張って!

「あ、俺の番だ~☆じゃ、行ってきま~す☆」

杏樹ちゃんに気圧されない要先輩を少し尊敬するわ。
(いろんな意味で)


あ、そうそう。

この戦いのやり方っていわゆる早押しクイズ。

問題は約100問。


イヤだなぁ。
私、そんなのやりたくない。