超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

ちなみに、その理由はすぐに分かった。

私達がAクラスとの戦場に行くと、
Aクラスの人達はすでに居た。


「あ、あの偉そうなSクラスだ」
「所詮俺らと変わらないくせに」
「本当よねぇ」


うっざぁ~~。


「あの、もしかしてSクラスとAクラスって仲悪いんですか?」

「ん~?正確には超絶悪いね~☆」

ちょ、超絶悪いって...
一体何があったの?


「それではSクラス対Aクラス。知能戦、始めます。まずは野魔獣学と使魔獣学から。代表者、前へ」


あ、これは悟君の得意科目じゃん。

って、事は悟君か。


「頑張ってね~☆」

「おい、要。それ、全然、心こもってねぇよな...むしろ、俺に負けろって言っているようにしか聞こえねぇんだが...後で後悔させてやるっ」

「楽しみにしてるよ~☆」


うわ~。
聞かなくていい事聞いちゃった。

「何て平和なんでしょう」

「お姉ちゃん。それは今の会話を聞いて言っているんですか?そしたら、どう考えてもその台詞はおかしいと思いますよ...」


Sクラスって変わった人の集まりだっ!
↑今頃気が付いた結衣だった。