超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

杏樹side


「で、貴方は何者ですか?」

「まぁ、まぁ。そんなにいきり立たなくても」

「怒らない人が何処にいますか!」

「じゃあ、もう一度言うぞ、「言わなくて結構です」」

私はイラッとすると、

「黙れ!」

アビを使った。

「.....?」

使えた。

手と足を縛っている紐には、アビを弱める力があるが、私には無効だ。

「黙れ!黙れ!黙れ!私を放せ」

パリンッ。

あ、私の制御ブレスが...

「あ、.......」

ボアッ!

全部のアビが爆発して、制御できない。

ドカッーン

と、この建物を爆発させ、

部屋にいた人間を気絶させた。

誰か、制御ブレスを...


じゃないと、私、壊れる.....

でも、お姉ちゃん達を助けるのと...

「ゴメン杏樹」

トスッ。

その言葉を聞いて、

また、気絶した。


杏樹side 終