「ま、こんな感じだったんだよ~☆」
「なるほど。昔の要先輩は硬派だったんですね?」
「へ~。そんな事があったんだ。知らなかった」
「ところで杏さん?はどうなったんですか?」
「ああ、結局残りの2人がくっついたよ。ハッピーエンド」
「でも、そこで杏樹ちゃんが要先輩を呼ばなかったら、要先輩はずっと影武者のままだったんですか?」
そうかもしれない。
「そうだね~☆だから、俺は杏樹に自由を貰ったようなもんだね。命の恩人ってところかな~☆」
そう言って俺が杏樹の方を見ると、
「スースー.....」
寝てるしっ!
あ、しかも杏樹が杏樹だ。
「姿が戻ったね~☆」
「あ、本当だ!わ~い」
結衣チャンが喜んでいる。
ま、そりゃあそうだよね。
やっぱり自分の姿が一番。
で、こう言った風に姿が戻ってくれてよかった。
だって、俺の体が杏樹に乗っかったら、杏樹が潰れちゃう。
「で、続けるか?」
「俺はパス。杏樹が寝ちゃったから部屋に連れて行かないと風引くから~☆皆さんだけでど~ぞ。すみません。また明日~☆」
「また明日」
「明日ぁ~」
流石に杏樹をこのままにして、続きは出来ない。
俺は杏樹を姫様抱っこして、
部屋を出た。
ガチャン。
トコトコトコトコ。
ガチャン。
あ、今気が付いたけど、何で杏樹はこんなに軽いんだろう?
って、そんな事より、杏樹をベッドにおいてこないと。
バシュッ。
ここのベッドは柔らかいんだよね。
「お休み杏樹」
俺が杏樹に囁くと、
「...待って、要。寂しい。一緒に寝て?」
「!?」
なんとっ!
あの杏樹が自分から誘ってきたよ!?
「あ、でも、俺も杏樹も着替えないと。流石に服のまま寝るわけは行かないし」
「分かった。でも、ちゃんと、帰ってきてね?」
「ああ。うん」
俺はそういって杏樹の部屋を出た。
どうしたんだろう?
俺は服を着替えて、寝巻きになった。
ちなみに俺は黒いTシャツにグレーのスエット。
で、杏樹はいつも日によって白、水色、薄いオレンジのネグリジェ。
ま、常に色は変わる。
本人曰く、気分によるらしい。
「もういい」
と、杏樹の部屋から声が聞こえた。
ガチャリ。
今日の杏樹は水色のネグリジェだった。
杏樹はトコトコ俺のほうまで寄ってくると、
バシッ。
ズルズルズル。
と、凄い力で俺を引っ張った。
そして、杏樹は壁の横にあるベッド(ちなみにキングサイズ。じゃないと2人で寝れないし)にダイブして、布団にもぐった。
「要も」
と、俺は言われ、
「じゃあ、お邪魔します」
お邪魔しますってたしかにそうだけど、自分で言っておいて変だな。
「お休み」
「おやすみ」
と、言う会話をして、杏樹は俺と手を繋いで一緒に寝た。
が、俺はハッキリ言うと、そんなに眠れない。
現に何で杏樹はいきなり俺と寝るなんて言い出したのか。
それに小さくても、一応女の子。
流石に6年生と一緒に寝ているのはどうかと思う。
まぁ、どうにか頑張って寝て、明日杏樹に聞くか。
「なるほど。昔の要先輩は硬派だったんですね?」
「へ~。そんな事があったんだ。知らなかった」
「ところで杏さん?はどうなったんですか?」
「ああ、結局残りの2人がくっついたよ。ハッピーエンド」
「でも、そこで杏樹ちゃんが要先輩を呼ばなかったら、要先輩はずっと影武者のままだったんですか?」
そうかもしれない。
「そうだね~☆だから、俺は杏樹に自由を貰ったようなもんだね。命の恩人ってところかな~☆」
そう言って俺が杏樹の方を見ると、
「スースー.....」
寝てるしっ!
あ、しかも杏樹が杏樹だ。
「姿が戻ったね~☆」
「あ、本当だ!わ~い」
結衣チャンが喜んでいる。
ま、そりゃあそうだよね。
やっぱり自分の姿が一番。
で、こう言った風に姿が戻ってくれてよかった。
だって、俺の体が杏樹に乗っかったら、杏樹が潰れちゃう。
「で、続けるか?」
「俺はパス。杏樹が寝ちゃったから部屋に連れて行かないと風引くから~☆皆さんだけでど~ぞ。すみません。また明日~☆」
「また明日」
「明日ぁ~」
流石に杏樹をこのままにして、続きは出来ない。
俺は杏樹を姫様抱っこして、
部屋を出た。
ガチャン。
トコトコトコトコ。
ガチャン。
あ、今気が付いたけど、何で杏樹はこんなに軽いんだろう?
って、そんな事より、杏樹をベッドにおいてこないと。
バシュッ。
ここのベッドは柔らかいんだよね。
「お休み杏樹」
俺が杏樹に囁くと、
「...待って、要。寂しい。一緒に寝て?」
「!?」
なんとっ!
あの杏樹が自分から誘ってきたよ!?
「あ、でも、俺も杏樹も着替えないと。流石に服のまま寝るわけは行かないし」
「分かった。でも、ちゃんと、帰ってきてね?」
「ああ。うん」
俺はそういって杏樹の部屋を出た。
どうしたんだろう?
俺は服を着替えて、寝巻きになった。
ちなみに俺は黒いTシャツにグレーのスエット。
で、杏樹はいつも日によって白、水色、薄いオレンジのネグリジェ。
ま、常に色は変わる。
本人曰く、気分によるらしい。
「もういい」
と、杏樹の部屋から声が聞こえた。
ガチャリ。
今日の杏樹は水色のネグリジェだった。
杏樹はトコトコ俺のほうまで寄ってくると、
バシッ。
ズルズルズル。
と、凄い力で俺を引っ張った。
そして、杏樹は壁の横にあるベッド(ちなみにキングサイズ。じゃないと2人で寝れないし)にダイブして、布団にもぐった。
「要も」
と、俺は言われ、
「じゃあ、お邪魔します」
お邪魔しますってたしかにそうだけど、自分で言っておいて変だな。
「お休み」
「おやすみ」
と、言う会話をして、杏樹は俺と手を繋いで一緒に寝た。
が、俺はハッキリ言うと、そんなに眠れない。
現に何で杏樹はいきなり俺と寝るなんて言い出したのか。
それに小さくても、一応女の子。
流石に6年生と一緒に寝ているのはどうかと思う。
まぁ、どうにか頑張って寝て、明日杏樹に聞くか。

