超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

えっと、杏樹ちゃん達の部屋は002だったっけ。

で、私と秀が001。

杏奈先輩達が003。

美玖ちゃん達が005。

004は先生の部屋なんだよね。


えっと、あ、ここだ。

♪♪♪♪♪♪♪~♪♪♪♪~♪♪♪♪~~~...


何の音だろう。

ピアノ?

でも、クラシックの曲じゃない。

でも、何で今まで音が聞こえなかったんだろ?

♪♪♪♪♪~♪♪~♪♪♪...

あ、歌も聞こえる。

って事は杏樹ちゃんか。

トントン。

ピタリ。

全部の音が止まった。

「結衣先輩ですよね。なんでしょう」

凄っ!

杏樹ちゃん一発で当てたよ!?

「あの?お邪魔するよ?」

「ああ、いいですよ」

ガチャ。

「で、なんでしょう?」

「えっと、皆でトランプしない?って杏奈先輩達いらっしゃっていたんですね」

「ええ。いたわよ。で、皆でトランプっていいアイデアね。私は賛成。で、他の皆は?」

「私は、もう少し練習したいところだったんだけど...お姉ちゃんがちょっと怖いから私も参加します」

あれ?
杏樹ちゃんいつもと喋り方が違う。

「杏樹が参加するなら俺も~☆」

「杏奈が参加すんなら俺も行く」

後の2人は思いっきり引っ張られたよね...

女2人に。


ま、多いほうが楽しいもんね。

秀はちゃんと2人を呼びに言っているかな?

無事だといいんだけどね。


無事だよね...?

何か心配。