超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

「でもっ.....」

「杏樹。たまには、自分の事もちゃんとしないと。無理はダメ。って事で明日になってから。分かった?」

「...」

「分かりましたか?」

「はい...」

何か、よく分かんないけど、終わってよかった。

「で、どうする?」

「どうする?と言われても...」

困るよねぇ。

流石に私は秀の姿でうろうろするのは気が引ける。

「まぁ、寮に戻りましょう。先輩方」

「「「そうしよう」」」

流石杏樹ちゃん。

姿は要先輩だけど...


「ああ!」

「何?秀」

「何か今日、女の子に体育館裏に来いって言われていたような気がしてきた...どうしよう」

「そんな事言われても...。ねぇ」

困る。

きっとまた、秀への愛の告白でしょうねぇ~。

「モッテモテも困りますか?王子様?」

「結衣?」

「結衣ちゃんったら可愛い~」

いや、今は秀の姿なんだけどね。