超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

「「「「はぁ~~~」」」」

何か今日は無駄に疲れた。

「要。要の体、使いにくい」

「え~?そんな事言われても~☆それより、後で話があるから、ちゃんと聞いてね~☆」

なんて余裕なのはもちろん杏樹ちゃんと要先輩。

「結衣、結衣のアビ、使いにくい」

「そう?秀のアビのが使いにくいけど」

本当。
だって、一度も使えなかったし。

コツが掴めん。

「そういえば、アビって魂じゃなくて、体に染み付いているのよね。だから、その体の持ち主のアビが使えるのよね」

と、杏奈先輩。

「おい、杏奈。お願いだから、俺の姿でその言葉使いはやめてくれ。俺にオネエ疑惑が...考えただけでゾワッとする......(涙)」

「あああ、ごめん。ごめん。もうちょっと考えて喋るよ。だから、オネエ疑惑かからないようにするから。泣くな~」

お!
以外に杏奈先輩って男言葉喋れるんだ。

「じゃあ、皆その人っぽく喋ってみよ~」

「めんどくさいから、いやです」

杏樹ちゃんがそう言うと...

「何か要先輩がぁ~妙に冷めてて、それはそれで良いわよぉ」

「美玖先輩、それはやめてください。と言うか、私、要のマネは流石に出来ません」

「「「納得」」」

「え?そこ納得するところ~?☆」

そりゃ、納得するでしょ。

私にも出来ないわ。

難しそう。