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「着ていくのはこの服でいいか」

私は黒いスパッツの上に短い太腿までのジーパン生地の短パンに白い長袖のシャツの上に赤いコートを羽織った。ちなみに靴は黒いムートンブーツ。

「うん。可愛い」

って、

「いつからいたの!?」

「え?俺は5分位前からいたよ。気づかなかったでしょ」

「気づかないでしょ、普通。忍者みたいにめっさ静かに入って来たじゃん!」

「いやいや、俺は普通に入ってきたよ。結衣がすっごく服決めるのに夢中だったみたいで、声かけなかっただけ」

「でも、いいや。じゃあ、私、杏奈先輩達と買い物に行ってくる。あ、そうだ秀って何色が好き?」

「え?ええと、青、かなぁ」

「青ね。ありがと。じゃ、行ってきます!」

「ああ。楽しんでおいで」

「うん。ありがとう」



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「お待たせしました~」

私は待ち合わせの場所の寮のロビーに行った。

「大丈夫よ。皆さっき来たばかりだったから」

そう言う杏奈先輩は白いふかふかそうなコートと、ロングスカートを穿いて、薄い茶色のブーツを履いていました。

いや~。
ふかふかそうで、すごく似合っている。

「でも、遅刻ですよ。結衣先輩」

杏樹ちゃんは黒い長めのコートに黒いジーンズ。それから黒いブーツ。真っ黒だなぁ。この後輩は。

「少しくらい良いじゃないぃ。」

美玖ちゃんは...

うっ!

まっピンクのダッフルコートに白い短いスカート。その下には黒いスパッツを穿いていた。ちなみにブーツはピンク。

この人は凄く女の子チックだなぁ。

毎回思うけど。

まぁ、このメンツで行くと、町でもうくだろうな。

覚悟決めてから行こう。


「さてと。いきますか」