超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

「それ、付けといてね。杏樹♡」

「分かった。付けとく。ありがとう」

でも、綺麗な指輪。

シルバーのリングで、薬指に丁度良い。

何で、私の指のサイズ知っているんだろう?


「ねぇ、要。何で私の指のサイズ知っているの?」

「え~☆だって、杏樹が寝ている間に測ったの。ちなみに指だけじゃないよ~☆」

え?

今、何て?

「どこ測ったの要(怒)」

「え~☆杏樹の3サイズとか、って杏樹!?...痛っ!痛いからヤメ、やめて~」

私は要が話している途中で、

要を槍で突き刺した。

ちなみに槍で刺しても体力が削れるだけだから、死にゃあせんし。

ガシッ。

「杏樹~。痛いから、やめて。さて、どう責任とってくれるのかな?」

要は要だけの怖い笑いを浮かべて、また私をベットの上に押し倒した。

「責任って、それは要が悪いから」

「いや~。でも、やり返した杏樹も悪い。じゃあ~、一緒に寝よう」

は?

「あ、でも、別にただ寝れば良いか。じゃ、私に障らないでね。じゃ、お風呂入ってくる」

「俺も~」

「バカ言わないで。じゃ、覗かないでよ。いいものなんて無いから」

「ちっ」

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