超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

「っては!?」

私達Sクラスは体育館の会場に入ると、

「「「「きゃーーー」」」」

と、めっちゃ五月蠅い黄色い声が聞こえた。


「秀様~!」
「要様~!」
「悟様~!」
「慶様~!」

と言う女の声。

「杏奈様~!」
「杏樹様~!」
「美玖様~!」
「結衣様~!」

と言う男の声。

って、私!?

「あ、あああああ杏樹ちゃん?どどど、どうして私まで!?」

「え?だって、生徒会の一員では無いですか」

「.......」

なんて返したらいいのか...

まぁ、黄色い声はおいて置いて、

「皆様。蝶野学園生徒会長、天野 秀です。今宵は無礼講。年齢関係なく、レベルも関係なく、楽しみましょう。ああ、それから、出来るだけ今日は力を使わずに。では、お楽しみください」


「「きゃーーー」」

あ~。
地面が割れる~。
ってか、鼓膜が破れる~。

それに秀、手まで振っているし。

いい気になっちゃって。

何かムカツクなぁ。