超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ


「決まってるじゃ~ん★俺だよ。お・れ・★」

うわっ!

黒!

ってか、怖っ!


「と、言う事だから、杏奈。俺に杏樹を渡してくれないかなぁ~?★」

「う~ん...まぁ、今回は頼むわ」

頼んじゃうの!?
こんな黒くて、怖い人に!?←先輩だけど


「ありがとう。さて、杏樹~...(黒微笑」

「ウワ~...イヤな予感しかしませんね」

「あ、生きてた」

「いや、生きてますよ。結衣先輩。人を勝手に殺さないでください」

あはは~☆


「あ、でも、ちょっと待って要。結衣先輩に言う事があるんでした」

ん?

なんだろう。


そう思っていると、
杏樹ちゃんは私の耳元に囁いた。


『...................』


んな!?

「ま、そういうことで、すみませんでした」

と、いいながら、引きずられていく杏樹ちゃん。


「要先輩」

「ん~?なぁに?結衣ちゃん」

満面の黒笑の要先輩が振り向く。

「じゃんじゃん、杏樹ちゃんを罰してください」

「大丈夫。心配しなくても、そのつもりだから~★」

「....なんて事を言うんですか...結衣先輩。裏切りましたね...」


さっき、杏樹ちゃんがあんな事を言うからだ。


もう、知らない。