超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

杏樹 side
数分前...

「ねぇ。杏樹~」

「ん~?何、美月?」

「帰らなくていいの~?」

帰るって、

「いやだ」

「でもさ、影ノ宮先輩、相当杏樹に帰ってきて貰いたいんじゃないの?」

「そんな事無いです」

「そんな事無いよっ。」

「そんな事ある!」

絶対にある。


ドンドンドン!

「うわっ!何事!?」

ガチャ。

「つ、月ノ宮副会長!敵襲です!」

「そうですか。お勤め、ご苦労さんです」

「い、いえいえ!」

「.....やっぱり会わなくちゃダメかぁ...」

「そそ!頑張ってね。杏樹!あ!でも、無理はダメだからね~」

「うん。分かった。ありがと。美月」

「いつでも来ていいからね~っ」

美月、何て良い子なのでしょう。

私は良い友達を持ちました。

「あ、杏樹。言い忘れてたけど、............」

「んな!?」

「分かった~?ちゃんと実行しなね~!じゃあね~」

前言撤回。
完璧に楽しんでいます。