「「「「「「「疲れた~」」」」」」」
「皆さんヤワですね」
「「「杏樹が凄すぎるだけだよ」」」
本当だよ。
杏樹ちゃん、凄すぎ。
「でも、先輩方。そろそろ着替えないと時間が...」
「「「「「うわぁっ!皆。着替えに行くぞ!」」」」」
「皆さん、テレポートした方が早いですよ」
「「「あっ!」」」
「ちょっと、待っていてください」
ポンッ。
ポンポンポンッ。
「はい。皆さんの服です。さっさと着替えましょう」
「「「「「..........」」」」」
「では、私は先に」
って、杏樹ちゃん!?
「どこから持ってきたの?これ」
「皆さんの部屋です。ついさっき行ってきました」
とことことこ。
ああ、杏樹ちゃんが行っちゃった。
さて、私も行くか。
ガラッ。
「って、早っ!」
私が行くと、杏樹ちゃんも杏奈先輩も着替え終わっていた。
いや、二人とも似合いすぎでしょ。
杏樹ちゃんはいつものカチューシャの代わりに白いリボンをつけていた。
黒い髪に凄く似合っている。
って、見とれている場合じゃなかった。
着替えなきゃ。

