超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

で、悟は左だっけ?

さて、悟は無事でしょうか。
何となく、ズッこける感じがする。

このドアかな?

ガチャ。

「.....失礼しました」

間違えた。

中はまぁ...皆さんのご想像にお任せします。


「今度は間違えないようにね。ふふっ」

「笑わないでよ!」

「何時まで経っても杏奈はおっちょこちょいね」

そんな~......
確かに私はホンのちょこっとおっちょこちょい、なだけなんだけど。

ま、そんな事は置いといて、

これかっ!

今度は間違えて無いといいな。
うん。

バタン!

「「.........」」

...何と言えばいいのでしょうか。
何故に悟の周りに酒の缶と一人のケッバケバの化け物お姉さんがいるのだろう。

「...杏奈。落ち着きなさいよ。まず、そのメッちゃフルフルしている拳を下ろしましょう。怖いわ。顔も般若みたいになっているし。勿体無いわ~」

ええ!?
そんな般若みたいな顔になってる?

で・も☆
今はそんな事気にしている暇はなぁ~い!

しかも、悟、あっさり女に押し倒されているし。

「悟~...お前、死にてぇのか?あ゛」

「ちょっと...「ほっといてください。お姉ちゃん」

「はい。すみません」

「で、悟。あっさり他の女に押し倒されてんじゃねぇよ!お前はそれでも男か?え゛え゛?」

(ブラック杏奈。昔っからすごい迫力)
↑by 杏

このヤロウ。
ブラックな私が出てきちゃったじゃない。

「あらぁ。怖いわぁ。ね、悟さん」

「所で、降りてくれないか。ちょっとこれ以上、杏奈を怒らしたら、後で月ノ宮の下2人にマジで殺される。俺の生命危機」

「正しい判断ね。でも、もう遅いわよ。悟君」

そうだ!そうだ!

怒った私は止められない。

「そこの女!さっさとどっか行け!じゃないとどんな目に遭うか...ふふふ...」

「ヤバイ...完全にキレてるよ。杏奈」

「私はし~らない!じゃ、頑張って。悟君。私は要太の所に行っているから。じゃ」

杏さんは要太さんの所に行った。

逃げたな。

ちなみに、ケバケバ女もいなくなっていた。


さて、

「どうお仕置きして差し上げましょうか」

ふっふっふっ。

こっちはOKね。
あとは杏樹だけ。

頼むからね。
要。



杏奈side 終わり