超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

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30分後......


「「はぁ...はぁ...はぁ...」」

つ、疲れた...

何か全然、決着がつきそうにない...


「これで終わりっ!」

「チッ」

杏は私に炎の塊を投げた。

これ位なら、結界で防ぎきれるかも知れない。


よし。

防ぎきれた。

「...どうして!?」

「私の勝ちですね」

私は杏の首に手をかけた。

これで、私は勝者。
間一髪だったわ。

「そうね。杏樹.....って、あの子はどこ?」

「あれ?杏樹?」

「要太もいないわ」

2人とも、帰ったのかな?
でも、杏樹が任務を放棄するわけも無いし...

「まさか...杏さん?」

「私じゃないわ。最初は考えたけど、ボツにしたから」

ボツにしたって...
考えたんだ。

「それに、要太は関係ないじゃない。私は要太に決着が付くまで見ていてって言ったわ」

......じゃあ、どうしていないの?

「杏さん。要と悟に会いに行きましょう」

「いいわよ」

私と杏は悟と要に会いに寮に行った。