「ひっさっしぶり~♡私達の事、忘れてない?」
「杏奈。誰も一週間で人の事を忘れないと思うぞ」
「あら、そう?ま、悟の言う通りかもしれないわ」
こ、この声は...
「お姉ちゃんと悟先輩じゃないですか」
「お~☆久しぶり~」
杏奈先輩と悟君!
いや~。
久しぶりだね~。
これで、前のSクラスのメンバーが全員揃ったな~。
「いや、結衣チャン。美玖と慶はここにいないから、全員じゃないと思うよ~☆」
あ、そっか。
でも、ほとんど揃ったね~。
「あ、そうそう。秀「分かった。言っておく」
「そ。ありがと」
今、秀、杏奈先輩の言葉に食い込み気味だったな。
「結衣ちゃん。私達の事は心配無用よ。心配をかけてごめんなさいね」
いや、別に謝ることでは無いと思うんだけどなぁ。
「心配するのは当たり前ですよ。先輩。仲間なんですから」
だって、そうでしょ?
「まぁ.....ありがとう。流石、結衣ちゃんね」
何が流石なのか分からないけど、
褒められたのかなぁ。
「それより、やっぱり平和が一番ですねぇ~」
「杏樹ってお婆さん?」
「いえ。私はまだ、若いですよ。要よりも。ピッチピチの小学生です」
「杏樹は若くていいわよねぇ~」
「若すぎますけど」
ああ~...
いつものSクラスだよ~
楽しい~ね~
「それにしても、いきなり平和は戻って来たね。結衣」
「確かに。秀の言う通りだね」
本当。
いきなり戻って来た。
何か引っかかるけど、
ま、いいか。
私はゆったりした生活が好きだからね。

