超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ


「ひっさっしぶり~♡私達の事、忘れてない?」

「杏奈。誰も一週間で人の事を忘れないと思うぞ」

「あら、そう?ま、悟の言う通りかもしれないわ」

こ、この声は...

「お姉ちゃんと悟先輩じゃないですか」

「お~☆久しぶり~」

杏奈先輩と悟君!
いや~。
久しぶりだね~。

これで、前のSクラスのメンバーが全員揃ったな~。

「いや、結衣チャン。美玖と慶はここにいないから、全員じゃないと思うよ~☆」

あ、そっか。
でも、ほとんど揃ったね~。

「あ、そうそう。秀「分かった。言っておく」

「そ。ありがと」

今、秀、杏奈先輩の言葉に食い込み気味だったな。


「結衣ちゃん。私達の事は心配無用よ。心配をかけてごめんなさいね」

いや、別に謝ることでは無いと思うんだけどなぁ。

「心配するのは当たり前ですよ。先輩。仲間なんですから」

だって、そうでしょ?

「まぁ.....ありがとう。流石、結衣ちゃんね」

何が流石なのか分からないけど、
褒められたのかなぁ。

「それより、やっぱり平和が一番ですねぇ~」

「杏樹ってお婆さん?」

「いえ。私はまだ、若いですよ。要よりも。ピッチピチの小学生です」

「杏樹は若くていいわよねぇ~」

「若すぎますけど」

ああ~...
いつものSクラスだよ~
楽しい~ね~

「それにしても、いきなり平和は戻って来たね。結衣」

「確かに。秀の言う通りだね」

本当。
いきなり戻って来た。

何か引っかかるけど、
ま、いいか。

私はゆったりした生活が好きだからね。