超能力的生徒会 in 蝶野学園Ⅱ

が、美玖ちゃんペアはAクラスのペアに負けてしまった。


「どうして......?」


「あんな子、Aクラスにいたかしら?」

「いなかったと思いますね」


なんと、
Aクラスの人は、違う国からの留学生を代表にしていたのだ。

しかも向こうではSクラス。


「しかたないよ。俺達が全勝すればいいだけだ」

「.......すみませんでした」

「ごめんなさぁいぃ~」

「別に構わないわよ。大丈夫。私達に任せて?」


杏奈先輩の言う通り。
別に誤る必要無いのに。


「杏樹の回は勝つわね」

うん。
絶対勝ちそう。

だって、さっきから、


「.....打倒、Aクラスっ...!」

って、燃えているもん。

それを、笑って見ているのは要先輩。


「後は秀達に賭けましょ。私達は気楽に行けば良いのだから」

「え~...杏奈達、ズルイ~☆自分達だけ~☆」

「煩いわね。黙って。行きましょ悟」

「ああ」


杏奈先輩と悟君は戦いに出た。

それにしても、私はあの倉川さんに絶対に勝つっ!

今なら、杏樹ちゃんの気持ちが凄く良く分かる!


でも、今は、

「頑張れ、杏奈先輩と悟君!」

と、応援する事しか出来ない!

最終決戦まで、力を溜めておこう。


頑張ろうっと。